粟田純徳の経歴は?受け継いだ穴太積みについても紹介!

テレビ番組

9月6日放送の「情熱大陸」では、粟田純徳さんについて放送されます。

粟田純徳さんは、石工集団の穴太衆で穴太積みの伝統を受け継ぐ唯一の人です。

 

穴太衆は、安土城の石垣を作り織田信長から重用されるほどで、戦国時代に最も活躍しました。

そんな貴重な伝統を受け継ぐ粟田純徳さんとは、いったいどんな人なのでしょうか?

 

今回の記事では、粟田建設代表取締役の粟田純徳さんの経歴について紹介します。

また、石垣つくりの伝統「穴太衆」についても合わせて紹介していきます。

粟田純徳(あわたすみのり)の経歴は?

最初に、粟田純徳さんの経歴について紹介していきます。

  • 名前:粟田 純徳 (あわた すみのり)
  • 出身地:滋賀県大津市
  • 生まれた年:1968年
  • 趣味:息子さんのサッカー観戦

 

粟田純徳さんは、中学を卒業してすぐに実祖父の弟子となりました。

そして、2005年に父親の粟田純司さんより会社を受け継ぎ15代目となっています。

 

祖父からの指導は、とても厳しく辛い修業時代だったようです。

小さい頃から祖父に「勉強すきか?好きじゃないなら、じいちゃんが穴太の神髄教えちゃる」と言われ続けて、穴太の世界に飛び込みました。

 

しかし、年齢的にまだ未熟な部分も多いでしょうから、そんな時期から代々受け継ぐ技術を学んでいくというのは並々ならぬ努力が必要だったことでしょう。

この時期を耐えてきたからこそ、今が有るんですね。

 

粟田純徳さんは、穴太を広めるために日本に限らず海外でもワークショップや講演を行っています。

主な活動は以下です。

2009年:米国の石工技術者の訪問を受ける
2010年:カリフォルニア州で行われた石積みのワークショップに参加
2014年:シアトルで石垣づくりの講座を開催
2016年:ポーランドジャパニーズガーデンで石垣を築く
2017年:テキサス州でロレックス米国支社の外構部分に石垣を築く

 

このようにして、粟田純徳さんは海外でも活躍をしています。

海外への逆輸入のようにして、日本の伝統を途絶えさせないために積極的に海外活動も行っているようです。

このように、日本の伝統が海外でも受け継がれていくことは素晴らしいですし、400年と歴史を持つ穴太衆が海外に伝わるというのは、感慨深いものがありますね。

石工集団の穴太衆は粟田家のみが出来る!

穴太衆とは、もともとは古墳時代にやってきた渡来人が名乗っていた名前のようです。

その集団が「穴太」と呼ばれていたことから、石工を得意とする集団を穴太衆と呼ぶようになったようです。

 

石の積み方は、自然から出来た形そのままで、大きな石と小さな石をバランスを保ちながら組み立てていきます。

石を削らず接着剤なども使わずに積み重ねていくのですが、現在主流になっている支柱に鉄柵をいれたコンクリート壁よりも強度は強いと言われています。

なんと、ジェット機1台分は耐えれるそうです。

 

また、地震などの揺れにも耐えれるように裏側には小さな石を積み重ねています。

そうすることで、緩衝材の役割となり揺れを少なくすることが出来るということです。

 

お城が造られてから何百年と経過していても残されいるのは、このように石工集団の技術によって保つことが出来ているとことになりますね。

ここまで素晴らしい技術を持った穴太衆ですが、現在は栗田建設のみが扱える技術となってしまったようです。

 

決して穴太の技術を途絶えさせてはいけないという想いから、粟田純徳さんは積極的に海外に出向き技術を

広めているというわけなんですね。

粟田純徳の父親や祖父はどんな人だった?

粟田純徳さんの祖父(粟田万喜三さん)は、人間国宝として活躍した人です。

技術は「聞いて頭で覚えるものではなく、実際にやってみて手で覚えるもの」だという教えの人だったようです。

 

粟田純徳さんの父親(粟田純司さん)は、頭で覚えるタイプだったのか、すぐに家業を継ぐというのも嫌だったことから大学に通い石工について学んだことがあります。

そんな2人は考え方の違いもあってか、意見が衝突することが度々あったようです。

 

祖父は、造り方に不具合が少しでもあると叩き壊してしまう人だったために、粟田純徳さん自身や父親も造ったものを叩き壊されたことが何度か有り、習得するのには非常に時間がかかり苦労の日々を過ごしたようです。

 

耳で聞くよりも手で覚えるほうが、永い間使える技術にはなりますが、習得前の状態に何度か造ったものが壊されたりしたら次に造るのが怖くもなったりしますよね。

それでも続けてきたという、職人の熱い魂には尊敬します。

 

今では、祖父の教えに理解をし石がどこの地域に行きたがっているか、石の声をよく聴いて作業をしているようです。

まとめ

今回は、情熱大陸に出演する穴太衆の粟田純徳さんについて紹介してきました。

粟田純徳さんは中学卒業後すぐに弟子入りし、祖父の厳しい教えや苦労を重ねながら穴太積みとなる伝統を守り続けています。

 

そして、伝統を途絶えさせないように日本のみならず海外にも積極的に行き、穴太の素晴らしさや技術を披露しています。

永く伝わる伝統を消さないようにする努力が、実るといいですね。

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