8月25日放送の「セブンルール」では、江戸切子職人の三澤世奈さんについてでした。
東京都指定の伝統工芸品となっている江戸切子は、江戸末期の頃から作られているほどに長い歴史をもっています。
ガラスにとても綺麗に模様が施されていて、鮮やかな色使いをしています。
そのため、江戸切子を実際に使って楽しむというよりも観賞用として手に取る人が多いのではないでしょうか?
そんな繊細に思える江戸切子を作っている職人の一人が、三澤世奈さんです。
ともて可愛い女性で体の線も細いので、力も体力もいる職人になっているというギャップにも興味がいきます。
前職はネイリストだったというのですが、どんなキッカケで江戸切子職人になったのでしょうか?
三澤世奈さんがどのような人なのか気になりますね。
今回の記事では、ネイリストから江戸切子職人へと転身した三澤世奈さんについて、プロフィールを紹介していきます。
別の記事では、三澤世奈さんの作品について紹介しています。

三澤世奈のセブンルール
三澤世奈さんが、8月25日に放送の「セブンルール」で取り上げられます。
三澤世奈さんが作り出す江戸切子は、色の組み合わせが素晴らしく、師匠である堀口切子の堀口徹さんにも絶賛されています。
ミシュランの名店からも注目されている技術を持っているほどに素晴らしく、江戸切子のことを常に考えて生活しているようです。
セブンルールでは約9ヶ月もの間密着していたようなので、三澤世奈さんをはじめ江戸切子の魅力がいろいろと伝わってくるかと思います。
三澤世奈(江戸切子職人)のプロフィール
三澤世奈さんのプロフィールを紹介していきます。
- 出身地:群馬県
- 生まれた年:1989年
- 出身大学:明治大学商学部
- 所属:堀口切子(代表:堀口徹)
- Instagram:三澤世奈Instagram
- note:三澤世奈note
- shop:三澤世奈公式ショップ
出身大学の明治大学では、商学部でマーケティングを学んでいました。
小さい頃から物を作ることが大好きだったようで、お友達や両親といった身近な人にモノを作ってプレゼントするということをしていました。
その流れで大学ではマーケティングを学んでいますので、モノづくりに対して「誰のために」「何のために」といったことをとても考える機会となったようです。
そして、三澤世奈さんは以前はネイリストでした。
ネイリストという職業からなぜ江戸切子職人へとなったのか、この次に紹介していきます。
三澤世奈はネイリストから江戸切子職人に転身
三澤世奈さんは、大学卒業後にネイリストになっています。
これはもともとなりたかった職業です。
ネイリストと言えば、女性が憧れる職業の一つになっているほどに人気ですが、爪という面積の狭い部分にデザインしていくので神経を使う職業でも有ります。
ネイリストという職業も決して楽ではないのでしょうが、三澤世奈さんが小さい頃からモノづくりが本当に好きだったのは、伝わってきますね。
そんな中、江戸切子に出会ったのは三澤世奈さんが大学3年生のときでした。
当時限定発売された、ポーラの「B.Aザクリーム江戸切子」のポスターを見ときでした。
クリームの容器にでも江戸切子の繊細さを伝えることが出来るというのを知ったことで、江戸切子そのものに興味を持っていきました。
もともとモノづくりが好きだっただけに、クリームの容器に描かれた作品は衝撃だったと思いますし、興味が沸いたと一言では表せない程に感動したでしょうね。
すぐに、弟子になりたいという旨のメールをしました。
会うことは出来たのですが、当時、堀口切子では職人の募集をしていなかったので弟子になることは出来ずに、もともとの夢であったネイルストになったというわけです。
このとき、お給料は入らないとまで言うほどに、堀口切子の弟子になる熱意が有りました。
そのため、いつか弟子を募集するはずと読んでいた三澤世奈さんは、堀口切子の情報を常に収集していたのです。
そしてついに募集され、念願叶って2014年に弟子となり堀口切子の所属となりました。
堀口切子とは
さて、先ほどから出てきている「堀口切子」も気になるのではないでしょうか?
堀口切子の歴史は、大正10年から始まっています。
初代が技術伝承者に弟子入りし、最初は堀口硝子を設立しています。
その後、初代の孫である堀口徹さんが江東区無形文化財に指定されている須田富雄さんからの教えを受けて独立「堀口切子」を2008年に設立しています。
三澤世奈さんが弟子入りしたいとメールした頃は、ちょうど独立して間もなかった頃だったようです。
独立してすぐで十分に伝えることが出来なかったり、まだ気持ち的にも余裕がなかったりしたことが重なって、弟子入りを希望してくれる人が居ることの喜びを感じながらも一旦断ったということなんですね。
堀口切子では、お客様に感動と笑顔を驚きを与えることを軸にガラスの透明感だったり華やかさだったりを技術で作り上げています。
堀口切子の作品は、Instagramでもチェック出来ます。
まとめ
今回は、江戸切子職人の三澤世奈さんについて紹介してきました。
ネイリストだった夢を叶えたのちに、もう一つの夢であった堀口徹さんの弟子になり江戸切子職人となることを叶えている女性です。
パッと見は細身のしなやかな女性に感じますが、行動力が有り有言実行してしまうところがなんともしびれますね。
2019年には、ブランドSENAMISAWAを立ち上げています。
女性だから作れる作品も有ると思いますので、今後作られていく三澤世奈さんの堀口切子が楽しみです。