エレコムから発売されたトラックボール「IST(イスト)」シリーズのトラックボール。シリーズのうち、ボールを受ける支持部分にボールベアリングを採用したモデルについてまとめました。

ボールベアリングを使ったトラックボールの特徴
ボールベアリングを回している感触が指に伝わるので、より「機械」を操作している感触がします。動かし始めにほとんど力が要らず、操作に対する追従性がとても高く、しかし、その分指を離す衝撃でもカーソルが動いてしまい、慣れるまで狙った場所でピタッと止めるのは難しい感じがします。
ボールベアリングを使ったタイプの追従性の高さと、いかにもボールでカーソルを操作しているという実感が指に伝わるのが心地はよいです。
ミネベアのボールベアリングを使用
このボールベアリングをエレコムに供給しているのが、ミネベアミツミというメーカーです。現在は精密機械部品を中心に、半導体やモーター、センサー、自動車部品、航空機部品、スマートシティソリューションや照明機器など幅広い製品を扱い、日本の製造業メーカーでは大手の会社です。
その始まりが、今回のトラックボールに使われているような、小径のいわゆる「ミニチュア・ボールベアリング」の製造。社名のミネベアは、「ミネチュア・ベアリング」の略から来ているそうです。
M-IT11BRの口コミや評判を紹介
トラックボール ベアリングモデル M-IT11BRを実際に使っている方の口コミや評価を紹介していきます。
エレコム トラックボール ベアリングモデル M-IT11BRの悪い口コミやデメリット
M-IT11BR固有の悪い口コミやデメリットはあまり見当たりませんが、一般的なトラックボールに関する潜在的なデメリットとして、トラックボールは初めて使う人にとって、慣れが必要なことがあります。
マウスと異なる動作が求められるため、最初は操作が不慣れに感じることがあります。また、高性能なトラックボールは一般的にマウスよりも高価格帯になることがあります。さらにトラックボールにはボールがあるため、時折清掃やメンテナンスが必要です。ボール周りの汚れが影響を及ぼすことがあります。
エレコム トラックボール ベアリングモデル M-IT11BRの良い口コミや評判
摩擦による抵抗が減り、空中に浮いているような、なめらかに操球できます。
ボール表面を擦らないので、支持ユニットにゴミが集まりにくく、長期間メンテナンスフリーで使用でます。
支持ユニットは簡単に取り外し可能で、ベアリングから人工ルビーにも交換可能。
ボールは親指にフィットする直径36mmと大型、一度の操作でポインターを広範囲かつ繊細に動かせます。
裏面の穴から簡単にボールを取り外し・交換が可能で、ボールや内部の支持ユニットのメンテナンスがしやすい設計。
M-IT11BRについてのまとめ
エレコムから発売されたISTシリーズのトラックボールM-IT11BRは、ボールベアリングを採用し、操作感が「機械」を操作しているかのようなリアルな感触を提供します。指に伝わるボールベアリングの感触は心地よく、ミネベアミツミ製のボールベアリングを使用しているため、高い品質が期待できます。
M-IT11BRの特徴的な口コミとして、滑らかでなめらかな操作感、ボール表面の擦り減りにくさ、大型かつ親指にフィットするデザインが挙げられます。一方で、初めてのトラックボールユーザーには操作の慣れが必要であり、高価格帯であることが懸念されています。
全体的には、ボールベアリングを活かした快適な操作性と、ミネベアミツミの信頼性が相まって、トラックボールの新しい選択肢として注目されています。
